2016年7月31日日曜日

米ドルはこれから徐々に下降局面へ入っていく

モルガン・スタンレーは今後の米ドルについて、「これから数か月内に5%程度のドル安が進む可能性がある」と示唆している。

2016年7月30日土曜日

今年5月以降の米ドル指数と金価格の比較・考察




これは今年5月からのUSドル指数のグラフだ。

USドルの相対的価値を示している。

2016年7月29日金曜日

Brexitで大きなダメージを受けたのはEUではなくイギリス

Brexit's   impact:   So   far,   it's   bad   for   the   U.K.,    not    Europe


最新のニュースだ。


Brexitから約1か月が経過した。

ユーロ圏の消費者マインド指数についての記事なのだが、これによると、EU諸国に比べイギリスの消費者マインド指数が顕著に低下している。







上のグラフを見てくれ。

これは、イギリス、ドイツ、フランスの消費者マインド指数だ。

2016年7月28日木曜日

FOMCの声明文を読んで

FOMCの全声明文を読んでみた。

発表するに値するような内容ではなかったな。

全て既に公になっている事実の羅列だ。

そこにはFRBによる見解は、ほぼ盛り込まれていなかった。

マーケットの反応も限定的だ。


この声明文の中で示されたFRBの唯一の見解は、「短期的な経済的リスクは軽減された」という部分くらいだ。



この一文を持って、「年内利上げが示唆された」と識者は読んでいるようだが、まったくもって根拠のない主張である。

2016年7月26日火曜日

そろそろマーケットはネガティブ材料に目を向け始めるころ




ここ2週間ほど日経平均もNYダウもまさにうなぎ上りだったな。

マーケットは完全にリスクオンとなっている。

そして、ここにきて頭が重い展開が続いている。

WTI原油価格の短期動向

WTI原油価格がじり安となっている。

45ドル~50ドルのレンジを抜けて下げてきているので、この辺りから逆張り気味に買いで入るのもいいが、ファンダメンタルズ的には様子見がいいだろう。

2016年7月25日月曜日

今まで日銀がやってきた緩和措置は、本質的にはヘリマネのようなものである

日銀黒田総裁はしきりに、「ヘリマネ」を否定している。

しかし、今まで日銀がやってきた緩和措置は、本質的にはヘリマネのようなものである。

実質的にはヘリマネであるのに、ヘリマネでないと言い張っているに過ぎない。

2016年7月22日金曜日

2016年から2017年の金価格予測

あくまでも参考程度にしてもらいたいが、以下のグラフは金価格の予測だ(参考リンク)。

リンク先の記事を参考にエクセルでグラフ化してみた。


2016年7月21日木曜日

来週、ドル円は大暴落する




つい1時間前、日銀の黒田総裁が「ヘリコプターマネーなど考えてもいないし、可能性もない」という旨の発言をした途端、ドル円と日経平均が爆下げした。

いつもながら、マーケットは実に節操のない反応をする。

金融緩和よりも「消費税引き下げ」が最も効果的な経済対策だ

ドル円がアホみたいに急騰している。

毎日、欧米時間に急伸している。

日銀の追加緩和期待がこの背景にはある。

2016年7月20日水曜日

クーデーターの前に粛清リストが作られていた!?

Turkey prepared 'purge' lists prior to coup, says EU leader


(トルコ政府はクーデーター以前から粛清リストを準備していた、とEU事務官)


今朝のニュースだ。

このニュースは、あくまでも推測の域を出ていない。

インタビューを受けたEUのお偉いさんの話だ。

2016年7月19日火曜日

エルドアン大統領の涙

俺は生理的にこいつは受け付けない。

理由はわからないが、どうしても腹黒く思えてしまうからだ。


トルコ大統領が涙の弔辞 クーデターで死亡の旧友葬儀で


今朝こんなニュースを見たが嘘臭くて仕方ない。

エルドアンは権勢欲の権化に見えてしまう。

今回のクーデーターもこいつの大芝居だったという噂がちらほらある。

2016年7月17日日曜日

トルコのクーデターはやらせだったのか?

トルコのクーデター騒ぎは一晩にして鎮静化したというニュースを今朝見た。

それほど、大規模なものではなかったようだ。

しかし、死者が160名以上、拘束者も千人単位で出ている。

事の成り行きがはっきりするには、もう少し時間がかかるかもしれない。



ところで、こんなニュースがある。

Turkey’s Erdogan uses military coup buzz to expand powers, curb dissent


これによると、一連のクーデター騒ぎは「やらせ」、つまりエルドアン大統領によって演出された茶番劇だったというのだ。

2016年7月16日土曜日

トルコのクーデターとエネルギー関連価格への影響

トルコで軍によるクーデターがあった。

現在、首都アンカラとイスタンブールで軍が占拠しているという。

相変わらずヨーロッパ情勢は不安定だな(トルコはヨーロッパではないが、ヨーロッパへの入り口(ハブ)の役割をしている)。

それにしても、マーケットはこれに敏感に反応しリスクオフに傾いている。本当に節操がないな(笑)。

ちなみに、こちらはオフショアのドル/人民元のチャートだ。





報道によると軍の一部がクーデターを起こしたということなので、規模としてはそれほどではないのかもしれない。

2016年7月15日金曜日

米ハイイールド債への資金流入が激増

ハイイールド債というのは、高利回りの投資信託だ。

利回りが高いということは、それだけリスクも高いというわけだ。

つまり、ハイイールド債が売れているということは、マーケットはリスクオンとなっていることを示す。

先日、マーケットの不透明感を示すVix指数に関する記事を書いたが、ハイイールド債がどれだけ買われているかを見ることで、投資家心理を探ることもできる。


こちらのグラフを見てくれ。




これは、直近の米ハイイールド債への投資額を示している。

これを見ると、今週(7月13日~)は4.35Bドルと激増している。

2016年7月13日水曜日

ファンドはこういう時にリスクオフのトレードで玉を増やしている



マーケットはリスクオンに転換したというニュースが飛び交っているが、俺はそのようには思っていない。

今のマーケットはボラが非常に大きくなっている。

2016年7月12日火曜日

いつネガティブサプライズが出てもおかしくない状況

昨日は円安株高となったな。

波風がないときはテクニカルも良いが、昨日のような場合、テクニカルなど無視して相場はどんどん動いていく。

2016年7月11日月曜日

日経平均をやるなら・・・

昨日の参院選の後、今日は朝から日経平均が爆上げしてる。

俺は余り日経には手を出さないのだが、こちらの値動きもいつも監視している。

そこで、もし俺が日経をやるとしたら、どうするか書いてみたいと思う。

2016年7月9日土曜日

米雇用統計後の金価格

昨日の米雇用統計は予想以上の強い数字が出たな。

20万でも強いと思っていたが、結果はそれをはるかに超える28万。

金価格にどのような影響が及ぶのか見ものだったが、発表前よりも上がっているというのも想定外だ。

2016年7月8日金曜日

原油価格展望

昨晩は原油が暴落したな。

原油在庫に反応した形だ。


最近の原油は45ドル~50ドルのレンジ相場となっている。

2016年7月7日木曜日

金価格~年内1500ドルも視野に

明日は毎月恒例のお祭り、米雇用統計がある。

間違いなく、先回よりも良い数字が出るが、重要なのはどれほど良い数字が出るかということだ。

もしかしたら、とんでもなく良い数字が出るかもしれない。

そしてら、ゴールドにとっては絶好の買場になる。

2016年7月5日火曜日

貴金属商品の本格的な上昇局面

米10年債権利回りの低下が止まらないな。

Brexit以来、さらに低下スピードが早まり、頭が重い展開が続いている。

俺はしばらくこの水準が続くと見ている。

しばらくというのは、これから2,3年だ。

2016年7月3日日曜日

金価格展望

いよいよ今週は米雇用統計だ。

もし強い数字が出て、利上げ観測が浮上し始めたら、金は50ドル程度のドローバックがあるだろう。