2016年7月3日日曜日

金価格展望

いよいよ今週は米雇用統計だ。

もし強い数字が出て、利上げ観測が浮上し始めたら、金は50ドル程度のドローバックがあるだろう。



当然ながらここは絶好の買場になる。

金の買場を探しているなら、このタイミングがいいだろう。

しかし、今回は余程強い数字でなければドローバックは起こらないと見ている。

やはりBrexitの影響は大きいからだ。


イギリスは離脱後も何とかやっていくだろう(リセッション入りは確実だが)。

危ないのはEU連合だ。

ギリシャはもちろんだが、イタリアやスペインが今まで以上に大変な状況だ。

ここら辺の国から雪崩式にドミノ倒しが起こる可能性がある。


このような状況でアメリカが利上げを強行したら、おそらくマーケットは大混乱するだろう。

世界恐慌の始まりだ。


勘のいい奴はここまで読んでわかったと思う。

アメリカが利上げしようが利下げしようが、金価格は上がっていくということだ。

暴騰のスピードが違うだけなのだ。


当面の節目は1400ドルにある。俺は来月中にはこの価格になると読んでいる。

そして、9月にアメリカが利上げをあきらめた時点でさらに100ドルは暴騰するだろう。

年末までには1500ドル台が定着という算段だ。


ただただ買場を探っていくのみである。






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