これは今年5月からのUSドル指数のグラフだ。
USドルの相対的価値を示している。
この指数が大きくなるほど、USドルは高くなっている、つまりドル高ということだ。
このグラフを見てもわかる通り、今年の5月をボトムにして米ドル指数は上昇傾向にある。
そして、上のグラフはゴールド価格。
こちらも、おおよそ5月以降上昇傾向にあるのがわかる。
通常、ゴールド価格は米ドルと逆相関になっている。
つまり、米ドルの価値が減れば、ゴールド価格は上がるというわけだ。
しかし、上のグラフを見てもわかるように、米ドルの価値が上がっているにもかかわらず、金価格は上がり続けている。
これは何を示しているのだろうか?
簡単な話だ。
ゴールドの価格はドル高にも関わらず上昇しているということは、それだけゴールドの上昇ポテンシャルがすさまじいということだ。
つまり、これで米ドル安になれば、金価格はとんでもない急騰を示すはずだ。
(ちなみに、昨日、米ドル指数は急落しているが、金価格は約20ドルほど急騰している)
そして、日銀はETF購入額を倍増させたが、これはドル円と日経平均暴落を引き起こすことだろう。
よく見ておくと良い。
さらに、NYダウの暴落が始まれば、ドル円は90円を割り込み、超円高時代が再来することになる。
その時の金価格が、どれほどのものになるか、非常に楽しみである。