2016年7月30日土曜日

今年5月以降の米ドル指数と金価格の比較・考察




これは今年5月からのUSドル指数のグラフだ。

USドルの相対的価値を示している。



この指数が大きくなるほど、USドルは高くなっている、つまりドル高ということだ。

このグラフを見てもわかる通り、今年の5月をボトムにして米ドル指数は上昇傾向にある。








そして、上のグラフはゴールド価格。

こちらも、おおよそ5月以降上昇傾向にあるのがわかる。



通常、ゴールド価格は米ドルと逆相関になっている。

つまり、米ドルの価値が減れば、ゴールド価格は上がるというわけだ。


しかし、上のグラフを見てもわかるように、米ドルの価値が上がっているにもかかわらず、金価格は上がり続けている。

これは何を示しているのだろうか?

簡単な話だ。

ゴールドの価格はドル高にも関わらず上昇しているということは、それだけゴールドの上昇ポテンシャルがすさまじいということだ。

つまり、これで米ドル安になれば、金価格はとんでもない急騰を示すはずだ。

(ちなみに、昨日、米ドル指数は急落しているが、金価格は約20ドルほど急騰している)



そして、日銀はETF購入額を倍増させたが、これはドル円と日経平均暴落を引き起こすことだろう。

よく見ておくと良い。


さらに、NYダウの暴落が始まれば、ドル円は90円を割り込み、超円高時代が再来することになる。

その時の金価格が、どれほどのものになるか、非常に楽しみである。







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