2016年7月25日月曜日

今まで日銀がやってきた緩和措置は、本質的にはヘリマネのようなものである

日銀黒田総裁はしきりに、「ヘリマネ」を否定している。

しかし、今まで日銀がやってきた緩和措置は、本質的にはヘリマネのようなものである。

実質的にはヘリマネであるのに、ヘリマネでないと言い張っているに過ぎない。




参院選直後には10兆円規模の追加緩和が行われるという報道があったが、最近は20兆円や30兆円などと言われている。

実際にどうなるかは、今週末になってみないとわからないが、確かなことはマーケットの期待はかなり高まっているということだ。

それに伴って、ドル円も日経も急伸してきた。

おそらく、今週も同じような流れなのだろう。


しかし、期待が大きければ大きいほど、その反動も大きくなることを忘れてはいけない。

今まで黒田はことごとく市場の期待を裏切ってきた。

二度あることは三度あるのか、それとも三度目の正直なのかはわからない。


ただ、これだけマーケットの期待が膨らんでしまったからには、それを上回るようなサプライズが出ない限りドル円も日経も急落するのではないだろうか?

従って、50兆円規模の追加緩和でなければ、マーケットはポジティブに反応しないと見ている。

基本的には無風か、もしくはネガティブだと予測している。






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