モルガン・スタンレーは今後の米ドルについて、「これから数か月内に5%程度のドル安が進む可能性がある」と示唆している。
これは、顧客向けのレポートの内容であり、日付は今月28日となっている。
つまり、今月の米GDP発表前(29日)に書かれたものだ。
モルガン・スタンレー独自の分析によると、米国の内需がこれから次第に低迷していく。
どのような分析をしたのかはわからないが、これは俺の見解と一致していることは確かである。
昨日の記事(今年5月以降の米ドル指数と金価格の比較・考察)にも書いたように、米ドル指数は上昇し続けている。
モルガン・スタンレーは米ドル指数がそろそろ天井を打つと予測しているのだ。
従って、これから考えられるシナリオはこんな感じになる。
1.米ドル安(円高)
2.NYダウ下落
3.日経平均下落
4.金価格上昇
金は先日のGDP値発表前までが、絶好の買場だったということになる(俺も少し買い増ししておいたが)。
週明けが楽しみだ。