2017年6月5日月曜日

NY金~短期で売っていく戦略

4月の米貿易収支が476億ドルの赤字ということで、事前予想よりも弱い数字だった。

それを受け、ドルが急落。



ドル安になればNY金は上昇するということで、昨日は1278ドルで引けている。

久しぶりの1270ドル台後半だ。


昨日は日経が久々の2万円越え。

さらにダウ、ナスダック共に高値更新という状況にも関わらず、NY金が上昇している。

さらにもう一つ。

6月14日のFOMCに向けて利上げ織り込みが始まってもおかしくない状況だが、金価格は上昇している。

かなり違和感を覚えている。

今月のFOMCに向け織り込みが進んでいけば、ここからドル高に振れていくというのが定石である。

従って、金の上値は重たくなっていく。

しかし、市場が6月利上げを完全に織り込み、9月、12月の利上げに感心が移っているのだとしたら、この金価格の上昇も納得がいく。

ただ、昨年末もそうだったように、「利上げを完全に織り込みか!?」と思われても、利上げ日が近づくと今までほぼ100%金価格は下落している。

従って、どこかの地点で下落に転じる可能性が高いと俺は見ている。


週足チャートを見てみよう。


現在、トレンドラインをオーバーシュート気味に上抜けている。

定石通りであれば、週明けから次第に上値は重たくなり14日まで下落することとなる。

従って、このタイミングは売りエントリーのチャンスである。

週明けの値動き次第であるが、小さ目のロットでリスクテイクしてみようと思っている。

(売りでエントリーするのは苦手なので(笑))

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