2020年3月15日日曜日

WTI原油~上昇基調を取り戻すためにはもう少し下値固めが必要

おはようさん!

先週の原油は大きく下落した。

欧米でのコロナウイルス感染者数拡大に伴い、リスク資産である原油先物が売り込まれた形である。

まずは週足チャートを見てみよう。





これで3週続落となった。

特に先週のローソク足は巨大陰線となっている。

やや長めの下髭をつけているが、ここからさらに下落する可能性も大いにあり、安易なロングは要注意である。
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次に月足チャート。


ここまでのところ、今月の安値は27.8ドルとなっている。

直近最安値は4年前につけた26.02ドル。

従って、今月の安値はここからまだ2ドル弱も手前となっている。

現在の市場はコロナウイルスの状況によって動かされており、今後もしばらくボラティリティの拡大した展開となるだろう。

今はヨーロッパがホットスポットとなっているが、これからアメリカでの感染拡大が顕著となってくると思われる。

そうなると、ダウは大きく売り込まれる可能性が高く、原油価格もそれに追随することになる。

また、政府要人がコロナウイルスに感染でもしたら、それだけで市場は動揺するはずである。

最悪なのは、トランプがコロナに感染するケースだ。

その場合、ダウが20,000ドルを割り込んできてもおかしくないだろう。


最後にダウの月足チャートを確認しておこう。


先週の終値はおよそ23,000ドルとなっている。

安値は20,403ドル。かろうじて、20,000ドルを維持している。

長い下髭は、先週金曜日に大きく戻しているためである。

もし20,000ドル割れなら18,000ドルまでは比較的容易に下落するだろう。

アメリカにおけるコロナウイルスの影響はこれからである。

今朝は以上!


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  • NY金;1587.33L×300⇒1575.01LC
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  • NY金;ノーポジ
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