2020年3月15日日曜日

NY金~ドルインデックスの値動きに強く影響される金価格

先週の金価格は大きく売り込まれた。

終値は1528ドル。

安値は1504ドルとなっている。

まずは週足チャートを見てみよう。





久しぶりに見る大陰線ローソク足。

50EMAを割り込んで引けている。

1500ドルは強く意識されるレベルだが、ここから反発するにせよ、下抜けするにせよ、この付近でしばらくもみ合いになる可能性がある。
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次に月足チャート。


2月、3月のローソク足は、長い上髭が目立つ。

1,700ドル付近での売り圧力が強いことを示している。

また、出来高を見ると、今月はまだ中盤にも関わらず、大きな出来高を伴っているのがわかる。

売りが激増したわけだが、これは金融危機によくみられる反応である。

参考記事;有事の金!? 金先物価格の歩みを40年チャートで振り返る


ところで、先週の終値1528ドルは、レンジの下限(1525ドル)にある。

しかし、安値は明確にレンジ下限を割り込んでおり、今週は1500ドル~1525ドルのレンジに移行することも視野に入れている。

次にインデックスの週足チャートを見てみよう。


先週、市場の関心事はドル高進行であった。

コロナショックによるリスクオフにより、ドル以外は全面安となった。



「有事の円買い」にはならず、円も売られる展開となった。



しばらく、ドルインデックスの値動きには要注意である。

今朝は以上!


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  • NY金;1587.33L×300⇒1575.01LC
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
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