おはようさん!
原油は先週末に3日続落している。
3日間でおよそ3.4ドル下落しており、大きく値を崩した。特に先週金曜日1日だけで2.5ドル以上の急落である。
今週は果たしてどのような展開となるのだろうか。
そろそろ反動が出てもおかしくないが、先週末のトランプ砲の余波が残っているなら、今週も下落基調が継続する可能性がある。
その場合、とりあえずは50日MAまでの下落を見込んでいる。
およそ、60.7ドル近辺だ。
これは3月末ころに形成しているボックス相場の上限(約60.5ドル)とほぼ一致しており、サポートとして機能すると思われる。
よって、直近の下値目途は少し幅を持たせて60ドル~60.5ドルとしておく。
次に4時間足チャート。
先週末は62ドルで支えられている。また、このレベルがちょうど200日MAとなっている。
しかし、ここはサポートとしてはそれほど強い機能を持っていないだろう(過去の値動きを見ればわかる)。
本日も下落基調継続なら、早々に割ってくると思われる。
原油は先週末に3日続落している。
3日間でおよそ3.4ドル下落しており、大きく値を崩した。特に先週金曜日1日だけで2.5ドル以上の急落である。
今週は果たしてどのような展開となるのだろうか。
テクニカル分析
まずは日足チャートを見てみよう。そろそろ反動が出てもおかしくないが、先週末のトランプ砲の余波が残っているなら、今週も下落基調が継続する可能性がある。
参考記事;WTI原油~トランプの相場操縦により原油価格急落
その場合、とりあえずは50日MAまでの下落を見込んでいる。
およそ、60.7ドル近辺だ。
これは3月末ころに形成しているボックス相場の上限(約60.5ドル)とほぼ一致しており、サポートとして機能すると思われる。
よって、直近の下値目途は少し幅を持たせて60ドル~60.5ドルとしておく。
次に4時間足チャート。
先週末は62ドルで支えられている。また、このレベルがちょうど200日MAとなっている。
しかし、ここはサポートとしてはそれほど強い機能を持っていないだろう(過去の値動きを見ればわかる)。
本日も下落基調継続なら、早々に割ってくると思われる。
ファンダメンタルズ分析
先週の記事にも書いた通り、イラン産原油の禁輸措置が5月より完全に発動される。「完全に」と書いたのは、今まで日本を含む8か国が特例措置を受けていたからだ。
イラン産原油の禁輸措置に関しては、以下の記事を参照して欲しい。
上記の記事では、サウジアラビアのファリハ氏の文言、『事前に原油生産量を増やすことはしない』とある。
さらに、『OPECで決められた協調減産は維持するつもり』とも発言している。
2018年6月のOPEC総会において、一時的に原油生産量を増やすことを決めた。その理由は、今回と同様、イランの供給減少量を補うためであった。
そして、サウジアラビアとロシアが原油生産量を増産。その後、原油価格は急落している(2018年10月)。
その時のチャートがこれだ。
現在、原油価格は60ドル以上の高値を維持している状況である。
目先は原油価格に上昇圧力が依然としてかかっているが、サウジとロシアの出方次第では、昨年の二の舞となる可能性がある。
特にロシアは協調減産に対して否定的な見方をしているので、その動向には注視したい。
今朝は以上!