日本は10連休の真っ只中であるが、今週は重要な経済指標が目白押しである。
結果次第では相場が大きく動く可能性があるので要警戒である。
アメリカの経済は絶好調であるので、概ね良好な結果となるのではないかというのが大方の見方である。
以下が今週のアメリカの経済指標発表のスケジュールである。
(ソース;マネックス証券株式会社)
特に重要なものは、赤枠で囲ってある。
(ソース;ヤフーファイナンス)
(ソース;ヤフーファイナンス)
結果次第では相場が大きく動く可能性があるので要警戒である。
アメリカの経済は絶好調であるので、概ね良好な結果となるのではないかというのが大方の見方である。
以下が今週のアメリカの経済指標発表のスケジュールである。
(ソース;マネックス証券株式会社)
特に重要なものは、赤枠で囲ってある。
- ISM製造業景況感指数
- FRB政策金利
- 失業率
- 非農業部門雇用者数
- ISM非製造業景況感指数
青枠は原油関連の経済指標となっている。市場には原油高に対する警戒感が徐々に広まってきており、こちらもある程度のインパクトがあることをお忘れなく。
ISM製造業景況感指数
(ソース;マネックス証券株式会社)
5月1日(水)の23時には、ISM製造業景況感指数の発表がある。
前回は55.3ポイント。今回の予想値は55.0ポイントとなっている。
ここ数年は若干下落傾向にあるが、未だ50ポイント以上を維持しており、アメリカの景気がまだまだ良好であることを示唆している。
ここまでのアメリカの経済指標は概ね良好な結果となっており、ISM製造業景況感指数も大きく崩れるようなことはなさそうである。
ただし、こういうときこそサプライズに注意。
FRB政策金利
以下は10年分のチャート。
5月2日(木)の午前3時に発表される予定。
当然ながらアメリカの政策金利は、金価格に大きな影響を及ぼす。
金利据え置きの確率は97.5%でほぼ確定である。ほぼ、この通りになる。重要な経済指標であるが、余程のサプライズがない限り、大きな波乱要因にはならないだろう。
失業率
前回は3.8%。そして今回の予想値は3.8%となっている。
アメリカの失業率は過去10年間で最低のレベルとなっている。ここからさらに失業率が低下していくというのは、考えにくい。
しばらく、ヨコヨコで推移し、遅かれ早かれ上昇に転じると見ている。
しかし、上昇転換はまだ先の話だろう。
非農業部門雇用者数
2011年ころからほぼ横ばいが続いている。
今はいつ数字が悪化するかを待つばかりだ。
こちらも、余程のサプライズがない限り、相場は大きく動かない。
ISM非製造業景況感指数
ISM非製造業景況感指数は、『景気の先行指数』とも言われている非常に重要な経済指標である。
個人的には特に注目している経済指標だ。
前回は56.1ポイント。今回の予想値は57.2ポイントとなっている。
チャートを見る限り、緩やかな右肩上がりになっており、未だアメリカの景気が拡大期になることを示唆している。
これが大きく崩れてくれば、いよいよアメリカの景気後退が意識されてくる。
取り急ぎ以上!