2019年4月21日日曜日

NY金~週足チャートで下値目途を確認

おはようさん!

先週のNY金の高値は1292ドル、安値は1271ドル。20ドル超の下落であった。

終値ベースではかろうじて1275ドルを維持できているが、強い下落トレンドであることには間違いない。

チャートに逆らわずに粛々と対応していくつもりである。



昨日の記事にも書いたように、今後ドル高がさらに進行する可能性がある。

参考記事;ドル高進行なら金価格は1250ドル程度まで下落!?


ドルと金価格は逆相関なので、ドル高になれば金価格は下落する。

それでは、週足チャートを確認してみよう。





現在のサポートは200日MAと一目均衡表の雲上限である。

雲の厚みはそれなりにあり、比較的強くサポートされるのではないだろうか。

しかし、先述したようにドル高進行なら、そんなことは無視して雲を下に突き抜けていくと思う。

その場合の下値目途は、やはり1250ドル付近となる。1275ドルを割り込んできた場合、1250ドル付近まで目立ったサポートがないからである。

さらにその下側には1245ドルのサポートが控えている。



ファンダメンタルズ

今まで金価格を支えてきた『景気後退懸念』の後退が、現在の金価格の下落を引き起こしいてる。

今の市場は完全に『楽観』に傾いている。



しかし、今の状況は一過性のものに過ぎない。

大局的には世界経済は景気後退へ向けて徐々に歩を進めているからである。

テクニカルにもサイクルがあるように、ファンダメンタルズにもサイクルがある。

従って、いつか逆回転が始まることになる。

それが、いつになるかはわからないが、必ずやってくる。

よって、ゴールドトレーダーは、買い増しのタイミングが来るのを待つのみである。

今朝は以上!





【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75
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