WTI原油~日足20EMAまでの押し目を待ちたい

おはようさん！

昨日の原油価格は0.5%の下落。

終値は65.28ドル。

まずは日足チャートを見てみよう。

出来高は直近のおよそ半分まで減少している。

また、原油価格はやや上値が重たい展開。

昨日は安値64.13ドルまで下落しているが、すぐに買いが入り戻している。

様子見をしている投資家が多いのだろう。

ボラティリティも低下しており、ここからしばらく方向感のない値動きが続くと思われる。

ただし、中長期目線は上なので、買い場探しということになる。

次に1時間足チャート。

昨晩23時に底を付け、そこから反転している。

引けにかけて上昇基調を継続させているが、出来高が少ない。

今日は昨日の高値66.4ドルがポイントとなるが、先述したようにしばらくもみ合いが続くかもしれない。

従って、ここからさらにボラティリティが低下していく展開を予想している。

20EMAまでの押し目を待ちたい。

最後にファンダメンタルズ。

続落、新型コロナウイルスの再流行を警戒

バイデン米政権が景気対策の財源を補うための増税を検討しており、燃料需要の回復を妨げるとみられていることが重しとなった。
法人や富裕層、ガソリンなどに対する増税が選択肢となっている。

バイデン政権の具体的な増税案は、以下の通りである。

バイデン政権の増税案

・法人税率を21％から28％へ引き上げ
・有限会社などに対する税制優遇措置を縮小
・40万ドル以上の所得者の所得税引き上げ
・遺産税の適用範囲拡大
・キャピタルゲイン課税の税率引き上げ（年収100万ドル以上）

もちろん、どこまで実現するかは不明https://t.co/6HwJrzf4pa
— Goemon (@Goemon_ryugi) March 15, 2021