NY金~景気を巡る楽観とインフレ懸念が交錯

 おはようさん！

昨日のNY金の終値は1908ドル。

アジア時間で軟調となっていたが、後半にかけて回復基調を取り戻してきている。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日は陽線引けとなっているが、直近では上値が重たくなってきている。

20EMAまでの押し目を付けても良い頃合いかもしれない。

しかし、市場には依然としてインフレ圧力が維持されており、金価格は今後も上昇傾向を維持すると考えている。

次に米10年債利回りの日足チャート。

昨日は50EMAまで下落し、再び1.6%を割り込んできている。

現在は下値50EMA、上値20EMAのレンジ相場。

しばらく、この状況が続きそうである。

NY金にとっては好都合だ。

最後にファンダメンタルズ。

景気を巡る楽観とインフレ懸念

• 米経済は過去２カ月に回復ペースが幾分か加速
• 企業が人手不足とコスト上昇に取り組む中で物価圧力が高まっている
• テーパリングに向けた地ならしを始めている
• 投資家は今、待ちの状態に置かれている
• 投資家は今週発表される米雇用統計など、新たな材料を待っている

まずは今週末の米雇用統計に注目したい。

今朝は以上！

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【トレード結果】

• WTI原油；ノートレ
• NY金；ノートレ

【現在のポジション】

• WTI原油；62.43L×100
  
• NY金；1891.56L×100、1901.44L×100

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