NY金~米雇用者数は伸びが市場予想を大きく下回る

2021年5月8日土曜日

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1831ドル。

これで３日続伸となった。

まずは日足チャートを見てみよう。

一昨日に1800ドルを上にブレイクアウトしてから、買いの勢いが止まらない。

昨日は出来高を伴いながらの上昇となっており、2日前よりも積極的な買いが入っていることを示唆している。

高値は1843ドル。

1850ドルを試す展開を予想しているが、さらに上値を伸ばしてくる可能性は低いと見ている。

つまり売り場探しである。

次に1時間足チャート。

直近の3日間は20EMAがサポートラインとして機能している。

とても強い上昇トレンド。

昨日の大陽線は雇用統計の結果を受けてのもの。

予想よりも弱く、リスクオフの金買いとなった模様。

ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、サラ・ハウス氏は「労働者を解雇するペースの方が、再雇用よりもはるかに速い」と指摘。「労働力に復帰している人もいるが、十分に速いペースではない」と述べた。

この記事によると、求人件数は過去最高に近い数字となっているが、失業保険申請者数が依然として多いと指摘している。

職がすぐに見つかる人と、そうでない人が両極端になってきているようである。

つまり、労働者間の格差が大きくなってきているようだ。

今朝は以上！

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