先週のNY金の終値は1831ドルであった。
週末の3日間で60ドル弱の大幅な上昇となっている。
今朝は週足チャートから見てみよう。
このラインがちょうど1800ドルの節目価格とオーバーラップしていたことも、上昇の勢いが加速した要因だ。
おそらく、多くのトレーダーがこの付近にストップロスを置いていたのだろう。
今週は1850ドルを試してくる可能性が出てきた。
しかし、この上昇の勢いはそう長くは続かないかもしれない。
全て長期金利の動向次第である。
次に米10年債利回りの週足チャートを見てみよう。
先週は1.5%割れの1.484%で下落する場面が見られた。
しかし、ローソク足はやや長めの下髭付き。
20EMAと100EMAの移動平均線が直下にあり、さすがにこれらのラインを割ってくることはなさそうである。
従って、米10年債利回りの下落トレンドも終盤に差し掛かっていると見てよいだろう。
そうなると、NY金の下落トレンド転換も間近ということになる。
今週は再びショートのタイミングを計ることになりそうだ。
最後にファンダメンタルズ。
先週金曜日は米雇用統計があり、予想外に悪い結果となっている。
米労働省が発表した4月の雇用統計で、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は26万6千人増だった。前月の77万人増から改善の勢いが鈍化。ワクチン普及などに伴う経済再開を受け、100万人近い増加を見込んでいた市場予想を大きく下回った。
マーケットはそれに素直に反応。
景気回復がまだまだとマーケットは判断し、アメリカによる超金融緩和策はしばらく続くとの観測が広がる。
それを受けて、NYダウとSP500は史上最高値を更新している。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
- WTI原油;62.13L×100
- NY金;ノーポジ