2021年5月23日日曜日

NY金~今週は1900ドルを試してくる可能性

おはようさん!

先週の金価格の終値は1881ドルであった。

これで3週続伸。

強い上昇トレンドが継続している。

今朝は週足チャートから確認してみよう。




3週間前にレジスタンスラインを上放れした後、強い上昇トレンドが続いている。

直近3週間での上昇幅は100ドル超となっている。

現在は1890ドルの手前でもみ合いとなっているが、このレベルを上にブレイクアウトしてくれば1900ドルまで一気に上昇する可能性がある。

ただ、米長期金利が今後も上昇することを想定した場合、金価格の上値は重たくなるため、このタイミングでのロングはやや躊躇してしまう。

しかし、最近の米10年債利回りとNY金の逆相関性は崩れてきており、米長期債利回りの上昇⇒金価格下落という固定観念はトレードの邪魔になる可能性もある。

昨日の記事にも書いたように、ここは目線を一旦ニュートラルにする必要があるだろう。

ある程度ファンダメンタルズを無視して、テクニカル重視のトレードも必要である。

そうなると、鍵となるのが1900ドルである。

先述したように、今のもみ合いを上に抜ければ1900ドルを一旦は試す展開になると予想している。

そして、1900ドル上抜けに成功したら、上昇の勢いは加速する可能性がある。

もう一つのシナリオとしては、1900ドルで一旦押し目を付けた後、再び1900ドルを試す展開だ。

その場合の押し目は強めになるかもしれない。

さらに、別のシナリオは1900ドルで強い売りが出て、そのまま下落トレンドへと転換していくというもの。

以上をまとめておく。

  1. 1900ドル上抜け成功で上昇の勢いが加速
  2. 1900ドルで一旦押し目を付けて再び1900ドルを試してくる展開
  3. 1900ドルで上値を抑えられそのまま下落トレンド転換
いずれも、1890ドルを上にブレイクアウトした後、1900ドルを一回は試してくることを想定している。

次に米10年債利回りの週足チャートを見てみよう。



3月以降、200EMA付近でのもみ合いが続いている。

米10年債利回りが安定してきたことも、金価格の上昇に寄与していると思われる。


最後にアメリカのインフレに関するニュース。


米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は「恐らく年末までこうした一連の一時的な要因が続くだろう」と指摘。「これらは来年初めに剥げ落ち始めるだろう」とした上で、景気回復に伴い「どれだけの要因が剥げ落ちるか、または他のボトルネックが発生するかは分からない」と述べた。

今朝は以上!

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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;62.43L×100
  • NY金;ノーポジ



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