先週の金価格の終値は1881ドルであった。
これで3週続伸。
強い上昇トレンドが継続している。
今朝は週足チャートから確認してみよう。
3週間前にレジスタンスラインを上放れした後、強い上昇トレンドが続いている。
直近3週間での上昇幅は100ドル超となっている。
現在は1890ドルの手前でもみ合いとなっているが、このレベルを上にブレイクアウトしてくれば1900ドルまで一気に上昇する可能性がある。
ただ、米長期金利が今後も上昇することを想定した場合、金価格の上値は重たくなるため、このタイミングでのロングはやや躊躇してしまう。
しかし、最近の米10年債利回りとNY金の逆相関性は崩れてきており、米長期債利回りの上昇⇒金価格下落という固定観念はトレードの邪魔になる可能性もある。
昨日の記事にも書いたように、ここは目線を一旦ニュートラルにする必要があるだろう。
ある程度ファンダメンタルズを無視して、テクニカル重視のトレードも必要である。
そうなると、鍵となるのが1900ドルである。
先述したように、今のもみ合いを上に抜ければ1900ドルを一旦は試す展開になると予想している。
そして、1900ドル上抜けに成功したら、上昇の勢いは加速する可能性がある。
もう一つのシナリオとしては、1900ドルで一旦押し目を付けた後、再び1900ドルを試す展開だ。
その場合の押し目は強めになるかもしれない。
さらに、別のシナリオは1900ドルで強い売りが出て、そのまま下落トレンドへと転換していくというもの。
以上をまとめておく。
- 1900ドル上抜け成功で上昇の勢いが加速
- 1900ドルで一旦押し目を付けて再び1900ドルを試してくる展開
- 1900ドルで上値を抑えられそのまま下落トレンド転換
いずれも、1890ドルを上にブレイクアウトした後、1900ドルを一回は試してくることを想定している。
次に米10年債利回りの週足チャートを見てみよう。
3月以降、200EMA付近でのもみ合いが続いている。
米10年債利回りが安定してきたことも、金価格の上昇に寄与していると思われる。
最後にアメリカのインフレに関するニュース。
米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は「恐らく年末までこうした一連の一時的な要因が続くだろう」と指摘。「これらは来年初めに剥げ落ち始めるだろう」とした上で、景気回復に伴い「どれだけの要因が剥げ落ちるか、または他のボトルネックが発生するかは分からない」と述べた。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
- WTI原油;62.43L×100
- NY金;ノーポジ