NY金~米10年債利回り上昇と共に下落基調が鮮明化していく金価格

2021年4月20日火曜日

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1771ドルであった。

米10年債利回りの上昇に伴い、軟調な値動きに終始した。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日は一時レジスタンスラインを上に抜けてくる場面も見られたが、すぐにライン下に潜り込んできている。

レジスタンスラインの上には200EMAがあるが、昨日の高値はこのライン付近で上値を抑えられている。

ここまでの値動きは予想通りとなっている。

そして、予定通りショートでエントリーしている。

昨日の記事には売り増しも検討中と書いたが、結局昨晩はさらにポジションを取ることはなかった。

次に1時間足チャート。

NY時間に入った途端、売り買いが交錯。

50EMA付近での攻防となったが、引けにかけてはこのラインで支えられながら推移している。

本日のポイントは50EMAがサポートラインとして機能し続けるかとうかである。

このラインを割ってくれば、まずは1765ドル付近までは下落してしまうことだろう。

そして、さらにその下には100EMAが控えている。

最後に米10年債利回りの日足チャート。

先週末に底値を固めた後、昨日は再び上昇基調となっている。

直近3日間は下値を切り上げてきており、徐々に上昇の勢いが増していることが伺える。

現在は20EMAの手前となっているが、本日はこのラインをしっかり上に抜けて来られるかどうかがポイントとなる。

そして、その可能性は高いと見ている。

直近高値は3月30日の1.774%。

ここがとりあえずの上値ターゲットとなる。

今朝は以上！

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