WTI原油~インフレ進行なら原油価格上昇の勢いは加速

`おはようさん！

昨日の原油価格は0.67%の下落。

終値は65.58ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の下落は週末の利益確定売り。

出来高も少なく、積極的な売りではないことは明白である。

ここから、上値を追う展開になる可能性もあるが、あくまでも20EMAまでの押し目を待ちたいと思う。

60ドルが下値目途。

もし、押し目を付けずに上昇してしまった場合は、様子見とする。

次に週足チャートを見てみよう。

依然として強い上昇トレンドが続いている。

現在はレンジ上限を試しており、この付近でのもみ合いがしばらく続く可能性もある。

月足チャートで上値目途を確認しておこう。

現在の価格帯を上に抜けてきた場合、77ドルが上値目途となる。

マーケットのインフレ圧力が継続されれば、十分到達可能な価格帯である。

以下の記事はインフレについての考察がなされている。

米国の上下院では民主党主導で1.9兆ドル（GDPの10％程度）の経済対策が可決された。主な内容は、現金の給付（総額4000億ドル、最大で一人当たり1400ドル（約15万円）を支給、米家計の85％が対象）や、失業給付（総額2500億ドル、平均して週370ドルの失業給付に300ドルを上乗せ）だ。

昨年末の9000億ドルも合わせると、かなりの金額となる。

さらに、ワクチン接種によりコロナが終息に向かえば、ロックダウンも解除され、人々が消費行動に走る可能性が高い。

これまでの自粛の反動が出るのは確実であろう。

そして、それはかなり大きなものになると予想している。

上のリンク記事にも書かれてあるが、需要が供給を上回る可能性が高く、そうなるとインフレが予想以上に進行する可能性が高い。

今朝は以上！

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