2020年3月13日金曜日

NY金~ドル高進行で下げ足を加速させる金価格

オッス！

昨日の金価格は大きく下落。暴落と言っても良いだろう。

終値は1578ドル、安値は1560ドルとなっている。

まずは日足チャートを見てみよう。





昨日の安値1560ドルは、直近安値（2月28日）の1562ドルからは切り上げてはいるが、ここから素直に上昇するようには思えない。
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こちらのツイートにも書いているように、これは悪い兆候の可能性もある。

ゴールドはリスクオフの時の逃避先となるのが通常のパターンだが、昨日のように株安・金安のパターンは市場のリスクオフが極限に達した時に発生する。


恐怖指数は最低の1ポイントを記録。

現在、間違いなく総悲観の状況である。

しかしながら、ここからすぐに反転するという確証はない。

相場の底というのは、大抵の場合、誰にも気づかれずに訪れるものだからだ。

よって、この段階で底を予想するのは無意味である。

ドル建てゴールドのチャートは完全に崩れているが、こちらのチャートは未だ上昇トレンドを継続している。


オージー建てのゴールド日足チャートである。

50EMAにタッチした後、強烈に反発しているのがわかる。

このようにドル建てとオージー建てで全く違う値動きをしている原因は、急激なドル高進行である。


ここ数日で94ポイント台から98ポイント台まで一気に4ポイントも急伸している。



一方、ドル円の値動きを見ると、円安傾向となっている。


今まで日本円はリスクオフで買われることが多かった（円高）が、今回は真逆の反応、つまり円安方向に動いている。

これは、日本円の相対的価値の下落。

つまり、市場は将来的な日本の経済に対して警戒感を抱いていることの証左かもしれない。

もし、そうならば、しばらく円安傾向は続く可能性がある。

最後に今後のNY金のトレード戦略であるが、今は白紙状態。

エントリーは、もう少し市場が落ち着きを取り戻してからでも遅くはない。

嵐の中に自ら突っ込んでいく必要は全くないのである。

今朝は以上！



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 【トレード結果】
  • WTI原油；30.83L×200⇒32.42C
  • NY金；1651.31L×100⇒1651.83C、1652.10L×100⇒1651.83LC、1650.54L×200⇒1651.83C
【現在のポジション】
  • WTI原油；ノーポジ
  • NY金；ノーポジ
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