2020年2月28日金曜日

NY金~リスクオフにも関わらず金価格の上値が重たい不可解

本日の金価格は、開場直後から軟調な値動きとなっている。

現在の金価格は1632ドル。

始値から10ドル程度の下落となっている。

まずは日足チャートを見てみよう。





一時1621ドルまで下押しする場面も見られたが、買いが入りやや回復。

しかし、上値は非常に重たくなっている。

また、昨日の高値・安値ともに切り下げてきており、NY金は明らかに下押し圧力が強くなっている。
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次に1時間足チャート。


50EMAが上値抵抗帯として機能。

200EMAに到達、そして割り込んできている。

今朝の記事にも書いたように、ポジションは利確済み。

それにしても、NY金の値動きは不可解。

市場がこれだけリスクオフに傾いているにも関わらず、こんなに上値が重たいというのは、何かを織り込んでいるとしか思えない。



恐怖指数の上げっぷりをみても明らかに市場はリスクオフだ。

恐怖指数は上窓を開けてさらに上昇している

その何かというのは、何らかのネガティブな材料のことである。

過去の歴史からわかっていることは、リスクオフが極度に進行した場合、金価格も下げている。

つまり、マーケットから資金を総引き揚げすると、こういうことが起こる。

金融危機の時の典型的な反応である。

しかし、まだ断定はできない。

今のダイバージェンスは、どちらかに修正が入る可能性もある。

つまり、金価格がこれから爆上げすることも十分あり得るのだ。

取り急ぎ以上!


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【トレード結果】
  • WTI原油;49.34S×100⇒46.43C、49.44S×300⇒46.43C
  • NY金;1627.97L×200⇒1637.53C、1627.63L×100⇒1637.53C、1625.80L×300⇒1637.53C
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ
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