2019年3月23日土曜日

WTI原油~NYダウの暴落につられて原油価格も下落

おはようさん!

昨日の原油の終値は58.9ドル。引けにかけて売り込まれている。



早速日足チャートを見てみよう。






60ドルのレジスタンスが強く意識されている。このレベルでいったん反発があることは、想定内の展開である。

また、200日MAで支えられているのも想定内である。

このレベルで維持できるかどうかが、週明けの注目ポイントになる。

昨晩の原油価格の下落は、週末要因(利益確定売り)もあるが、NY市場が軟調であったことも影響している。

特にNYダウは暴落と言ってもよいほどの状況である。昨晩だけで400ドルほど下げている。



NYダウの日足チャートを見てみよう。


ダウの暴落は、おそらくドイツ景気悪化が鮮明化したことが引き金だろう。

昨晩、ドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されたが、市場予想に比べて非常に悪い数字となっている。

  • 予想=48ポイント
  • 結果=44.7ポイント

44.7ポイントは2012年以来で最悪の数字である。

明らかにドイツの景気後退が進んでいることを示唆している。

他の指数も軒並み下落しており、世界景気の減速懸念が広がり、市場は大きくリスクオフへと傾いている。

恐怖指数(VIX)も大きく上昇している。



世界景気の後退がさらに意識されれば、NY市場も崩れてくるため、原油価格の下落も免れないだろう。

よって、週明けのWTI原油は日足ベースの200日MAを維持できるかどうかに注目したい。

今朝は以上!





【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1310L×50、1313L×50、1317L×100、1316L×100、1306L×100、1307L×100
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