サポートライン(支持線)とレジスタンス(抵抗線)は、トレンドを読むためには必須のラインである。
これらのライン付近では、いったんは反発する可能性が高い。また、トレンド転換のポイントになったりもする。
従って、チャートを見たときに、まず行うべきことは、サポートラインとレジスタンスラインを見極めることである。
最初はこれらのラインをどこに引けばよいのか、迷うかもしれない。しかし、すぐに自信をもって引けるようになる。
例えば、レジスタンスラインであれば、過去に2回以上同値付近で上値が抑えられていること。さらに、上値を抑えられた後、下落トレンドに転換していることである。
NY金の週足チャートを使って具体的に見てみよう。
2018年1月から4月に渡り、1365ドルで上値を抑えられているのがわかると思う。
1365ドルでトップを形成した後、ここを超えられずに下落トレンドに転換している。
3カ月間に渡って1365ドルをアタックし、結局超えられていない。つまり、ここはかなり強力はレジスタンスラインということがわかる。
40ドルで何度となく反発しているのがわかると思う。
40ドルは2016年の夏以来、一度も割り込んでいない。また、2014年末から2015年末の約1年間もサポートとなっている。
従って、今後も40ドルを割ってくる可能性は低いと予測できる。そして、次に40ドルまで下落した場合、ロングで仕掛けるチャンスでもあると言える。
これらのライン付近では、いったんは反発する可能性が高い。また、トレンド転換のポイントになったりもする。
従って、チャートを見たときに、まず行うべきことは、サポートラインとレジスタンスラインを見極めることである。
最初はこれらのラインをどこに引けばよいのか、迷うかもしれない。しかし、すぐに自信をもって引けるようになる。
サポートラインの見分け方
これは至って単純である。例えば、レジスタンスラインであれば、過去に2回以上同値付近で上値が抑えられていること。さらに、上値を抑えられた後、下落トレンドに転換していることである。
NY金の週足チャートを使って具体的に見てみよう。
2018年1月から4月に渡り、1365ドルで上値を抑えられているのがわかると思う。
1365ドルでトップを形成した後、ここを超えられずに下落トレンドに転換している。
3カ月間に渡って1365ドルをアタックし、結局超えられていない。つまり、ここはかなり強力はレジスタンスラインということがわかる。
レジスタンスラインの見分け方
こちらは、WTI原油の月足チャートを見てみよう。
40ドルで何度となく反発しているのがわかると思う。
40ドルは2016年の夏以来、一度も割り込んでいない。また、2014年末から2015年末の約1年間もサポートとなっている。
従って、今後も40ドルを割ってくる可能性は低いと予測できる。そして、次に40ドルまで下落した場合、ロングで仕掛けるチャンスでもあると言える。
それでは、レジスタンスラインとサポートラインについて、もう少し突っ込んで解説したい。
以下に書かれてあることは、主に「マーケットのテクニカル分析」を参考にしてある。この書籍については、少し前に紹介記事を書いているのでそちらも参考にしていただければ幸いである。
サポートラインとレジスタンスラインの重要度を判断
- ライン付近でのレンジが長期間に及ぶほど、このラインの重要度は増す。
- ライン付近での出来高が増加している場合、重要度は増す。
- ラインにトライするまでの時間間隔が狭いほど、重要度は増す。
- ラインへのトライ回数が多いほど、重要度は増す。
- 終値がラインを突破(上方または下方ブレイク)した場合、重要度は増す。
サポートラインまたはレジスタンスラインが否定されたときのサイン
- 終値ベースでラインから3%以上の乖離が生じた場合、そのラインは否定されたと考える。
- 価格がラインを2日間以上連続してブレイクした場合、そのラインは否定されたと考える。
以上。
参考まで。