おはようさん!
先週の原油は2ドルほど上昇した。ただ、やや上値は重たくなっている。
週足チャートを見てみよう。
このチャートで留意すべき点は以下の通り。
先週の原油は2ドルほど上昇した。ただ、やや上値は重たくなっている。
週足チャートを見てみよう。
このチャートで留意すべき点は以下の通り。
- 移動平均線が収束してきていること(〇で囲ってある部分)
- 出来高が減少していること
移動平均線が収束は、ボラティリティの低下を示唆。また、この領域は強い抵抗帯となる可能性も高い。
出来高増を伴う価格上昇ならば、強い上昇トレンドと言える。しかし現況は出来高が漸減しており、徐々に上昇の勢いが衰えてきていることがわかる。
月足チャートでも同じような状況が起こっている。
週足チャート同様、移動平均線の収束が起こっている。
つまり、原油の上昇トレンドはそろそろ終焉に近づいているということになる。
先週、紹介した『マーケットのテクニカル分析』の著者であるジョン・マーフィーが言っている言葉を今一度思い出してほしい。
価格に影響する可能性があるものはファンダメンタルズであれ、政治的なものであれ、心理的なものであれ、そのほかの何であれ、現在の市場価格にすでに織り込ま れていると確信している。
参考記事;【金投資におすすめの本】マーケットのテクニカル分析
現在、NY市場が絶好調であり、WTI原油もそれに追随している形で上伸している。
しかし、チャートにある状況から、遅かれ早かれ原油価格の天井がやってくるということ。
とりあえず、59ドルに到達するまで待ちたいと思っている。そこでの反転をショートで仕掛けたい。
それが押し目になる可能性もあるが、その時は柔軟に対応すれば良いだけの話である。
今朝は以上!