2019年1月14日月曜日

リスク資産は若いうちに持て!

日本の家系金融資産は1860兆円(2018年)あると言われている。

その殆どが貯金である。



つまり、Inactive(休眠)な金である。

そして、その7割にあたる1300兆円は60歳以上の老人が持っている。

先述したように貯金がその大半を占めている。

老人一人当たりの金融資産は平均2000万円程度になる。

このことに関して、村上ファンドの村上世彰氏は、こんなことを言っている。




「こんな国は日本だけ。人生を楽しめばいいと思うのに使わない。僕は死ぬまでに使い切ります。チャレンジしたい子供たち100万人に10万円ずつ渡す取り組みも始めています。相続はしません。」

そして、株や投信などのリスク資産の大半は75歳以上の老人所有のものである。1980年代のバブル期に40代~50代であった人たちである。

逆に20代、30代の若者は、リスク資産をほとんど持っていない。「リスク資産は若いうちに持つ」という投資の鉄則からすれば、日本は真逆の状態となっている。

村上氏はこんなことも言っている。

「1990年ころ、日本と米国の時価総額は、いずれも500兆円ぐらいでした。それから30年、日本は500兆円のままなのに、米国は2500兆円に膨らんだ。日本は貯め込み、米国は株主に還元したんです。」




米国では株は長期保有が当たり前だ。デイトレなどをやっているトレーダーは希少である。

これは、アメリカ株は長期保有していれば、大抵の場合、大きなリターンを期待できるからである。

しかし、日本株はそうではない。長期で持っているほど、塩漬けとなってしまうケースが多いだろう。

直近10年間のアベノミクスは例外的である(アベノミクス相場は既に終わっているが・・・)。

現在、20代、30代の人は、短期売買ではなく、10年、20年の長期目線で投資活動を始めることをお勧めする。

だが、日本株には手を出さない方が良いだろう。

お勧めは何と言ってもアメリカ株である。

アメリカ株を長期運用し、金・原油を短期売買するというのが、現在の俺の投資スタイルとなっている。

この投資スタイルの最大の利点は、市場をより俯瞰的に見ることができる点である。

それにより、金・原油の短期売買にも大いに役立っている。

ちなみに、アメリカ株をやったことない人は、まずはアメリカのETFに投資してみると良いだろう。

中でも特にお勧めはS&P500指数に連動するETFが良いだろう。

(S&P500連動ETFは15年以上保有すればほぼ100%の確率で損することはない)

取り急ぎ。






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50

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