2018年12月23日日曜日

NY金~明日以降は利益確定売りが出やすい地合いか?

先週の金価格は、予想通り爆上げとなった。

先週の終値は1255ドル。



利上げ前からジリあげしていたので、今月の利上げは利上げ前に完全に織り込まれていたのだろう。

現在は来年の利上げペースの織り込み中だ。

まだまだ上昇余地はある、というか本格的な上昇はこれからである。

まずは月足チャートを見てみよう。





月足チャートを見ると、現在はまだ上昇の初期であることがわかると思う。

再三に渡り、今が絶好の買い場であると書いているのがなぜかわかると思う。

レジスタンスは1365ドル。

昨年から6回ほどトライしているが、いずれもこのレベルで上値を抑えられている。

このレベルまで到達するのには、半年程度は時間を要するかもしれない。

しかし、2019年には到達する可能性が高い。

(上方ブレイクするかどうかはわからないが)

従って、1300ドルというのは通過点としか考えていない。

現在のアメリカ経済は絶好調であるが、来年の半ばくらいから雲行きが怪しくなり(一般庶民が不景気を実感し始める)、その頃を境に金価格はさらに上昇の勢いを加速させるだろう。

そして、その勢いはFRBが利上げ打ち止めを示唆した時にピークを迎える。

週足チャート。


トレンドラインの傾きを見れば、上昇トレンドの勢いが加速しているのがよくわかると思う。

明日以降の価格推移展望であるが、欧米がクリス膜休暇に入るため、方向感の出にくい動きになると思われる。

ただ、休暇前の建玉整理のために売りが出やすいかもしれない。

昨日の記事にも書いたように1250ドル以下まで押すようなら、絶好の買い場と見て躊躇なく買い増ししたいと思っている。




次に投機筋の建玉動向を見てみることにする。

ソース;第一商品

12月11日から18日の間に投機筋は買い玉を増やし、売り玉を減らしている。

投機筋の買い玉と売り玉の解離が大きくなるようなら、金価格の急落に注意しなければならない。

ただし、先週末のように適度な調整を伴って金価格が上昇していくのなら、急落の心配はない。

以上!





【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;47.2S×50
  • NY金;1241L×100、1243L×75

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