2018年12月23日日曜日

トランプラリーはついに終わった

昨晩もNYダウは大きく値崩れしている。

これで6日続落となり、この間の下げ幅はおよそ2200ドルになっている。


トランプ大統領が誕生した時点でS&P500ETFを買った人は、全て含み損を抱えた状態となった。

NYダウの日足チャートを見てみよう。





昨晩は特に大きい陰線となっている。

強烈な下落トレンドである。

数字で見る限り、アメリカの景気は現在最高潮だが、NY市場にはポジティブな要素はまったくない。


  • 米中貿易戦争懸念
  • マティス国防長官の辞任
  • 政府機関の休止

・・・


全てトランプがかき回している。

個人的には、マティス国防長官の辞任が今後じわじわと効いてくると思っている。

(辞任は来年の2月だ)

間違いなく、市場は第2、第3のマティス国防長官が現れることを懸念している。

それを織り込んでのダウ下落であろう。

マティス国防長官の正式な辞任は2019年2月28日である。

織り込んではいるが、この日のNY市場は荒れることだろう。

次に週足チャート。


完全に底が割れている。

そして、サポートラインが見当たらない。

強いて書くならば、21750ドル近辺になるだろうか。

月足チャートを見なければ、サポートは見つからない。




ということで、以下に月足チャート。


上のチャートに示したのは最悪シナリオである。

17000ドル近辺にようやくサポートらしきものが見える。

今のレベルからさらに5000ドルの下落だ。

ただ、現在のNY市場はまだまだ総悲観まで到達しておらず、下げの余地は残されているだろう。

ダウ、S&P500は、WTI原油、NY金ともに相関性が強いので、(特に今の時期)常に注視しておくことを勧める。

取り急ぎ。






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;47.2S×50
  • NY金;1241L×100、1243L×75

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