NY金~利上げ直後に想定している2通りの値動き

2018年12月19日水曜日

NY金~利上げ直後に想定している2通りの値動き

現在、金価格は1248ドル近辺を推移中である。

日本時間明日未明の利上げを控えているためか、商いは閑散とした状況。

日足チャートを見てみよう。

現在は若干の陰線となっているが、依然として高値をキープしている。

1250ドルがレジスタンスとなっているため、利上げ直後は一気に20ドル前後は噴き上がるのではないだろうか。

1300ドルまで噴くようなら、現在のポジションはいったん利確する予定である。

（指値を入れておく予定）

今のレベルから1300ドルまで噴いたら、その50%押しの1270～1275ドル近辺で再エントリーするというのが、現在想定しているシナリオである。

ただし、FRBのパウエル議長が来年の利上げペースに対してタカ派的発言をしたならば、1200ドル近辺まで下落する可能性もある。

（この可能性は低いと見ているが・・）

その場合、値動きを見ながら慎重に買いポジションを拾っていきたい。

現在のアメリカの経済状況はかなり良好であるが、ところどころにほころびも出始めている。

特に景気の先行指標と言われている住宅関連、さらに輸送関連の下落がすでに始まっている。

よって、来年の利上げペースは鈍化する可能性が非常に高い。

ちなみに、利上げまであと7時間。

そして、利上げ織り込みは今朝から若干上昇して69.8%となっている。