2018年12月19日水曜日

【金の亡者孫正義】ソフトバンク株を売り出し価格で買った人は全員損失

本日、ソフトバンク(9493)が東証一部に上場を果たした。

売り出し価格は1500円。



前評判はすこぶる悪かった。

初値は売り出し価格を下回るだろうという見方が大勢を占めていた。

そして、その予想通りに初値は1463円。

さらに、株価は時間を経るごとにダダ下がりになり、終値は1282円であった。

抽選で当たった人でもかなりの辞退者が出ているのを知っていたが、予想以上に下げた。


(楽天証券”マーケットスピード”の画面より)




もちろん、俺は一切手を出していないが、売り出し価格で買った人間は全員損をしているということになる。

投資家の含み損は想定3500億円!

おそらく、高配当目当てで大量購入した人も多いのではないか?

そもそも、ソフトバンクの売り出し価格である1500円はかなり強気な価格設定であった。

総額7.2兆円の大型IPOである。

ちなみに、本日終値を基準にすれば6.2兆円となる。

ソフトバンク上場で満面笑みの宮内謙社長


さて、今後のソフトバンク株の価格推移予測だが、これからさらに下値追い展開が続くと思う。

1000円は確実に割ってくると思う。

もし、ソフトバンク株を買おうと思っているなら、少なくとも株価が3桁になるまで待つ方が良いだろう。

(いや、そもそもこんな株買わずにもっと有望な株を物色した方が良いと思うが)

基本的に俺は日本株には興味ないので、買うつもりは毛頭ないが・・・



ところで、こんな後出し報道があった。


これは証券会社が試算したソフトバンク株の適正価格である。

1228円でも本日の安値よりもまだ安い。

これを見る限り700円~800円が妥当価格ということになる。

ただ、携帯電話事業は既に飽和状態であり、ソフトバンクが今後新たな路線を見出さない限り、株価はどんどんじり安になっていくことは間違いないだろう。

明日、どのような価格推移をするか楽しみである。

それにしても、証券会社は公開前にこのような試算を出しておきながら、顧客に1500円で売りつけているわけだから、詐欺以外の何物でもないな。

そして、孫正義氏はきっとこれを知ったうえで割高な売り出し価格を主幹事にごり押ししたのではないか?

そうだとしたら、一番の悪は彼である。

本当に酷い世の中だ。

取り急ぎ。






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100

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