Trump discusses firing Fed's Powell after latest rate hike, sources say https://t.co/pZjo88rc2f @bpoliticsさんから— Goemon (@Goemon_ryugi) 2018年12月22日
先週19日にFRBは想定通り利上げを決行した。
利上げ直前の利上げ織り込みも70%に到達しており、この局面で利上げを執行しなかったなら、市場は混乱に陥ったことだろう。
利上げ後、NY市場は大きく下落しているが、もし利上げを行わなかったとしても下落したと思われる。
なぜなら、もし利上げを行わなかったならば、「利上げを行えないほど、アメリカの景気は悪化している」という観測が市場に広がったはずだからだ。
つまり、今回はどちらに転んでもアメリカ市場は暴落したというわけだ。
今回の利上げはやむを得なかっただろう。
しかし、利上げ前トランプは、利上げに対して批判的なツイートを繰り返した。
「利上げは必要ない。利上げは市場を冷え込ませるだけだ」と。
そしてトランプは、利上げを決行したパウエルFRB議長に対して怒り心頭らしい。
万が一、トランプがパウエルFRB議長を解任した場合、果たして市場はどのような反応を示すだろうか?
二通りのシナリオが考えられる。
一つ目は、市場との対話に無頓着なパウエルFRB議長が辞めることで、市場は好感しNY市場が爆上げするというシナリオ。
そして二つ目は、トランプが中央銀行の独立性を脅かしたことを市場は嫌気して、大暴落するというシナリオ。
(すでにかなり暴落しているが)
俺は二つ目のシナリオの可能性が高いと見ている。
アルツハイマーの疑いがあるトランプのことだから、まさかのまさかがあるかもしれない。
ちなみに、FRB議長の解任は『正当な理由』があれば可能である。
株価暴落が『正当な理由』になるかどうかはわからないが・・・(笑)。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;47.2S×50
- NY金;1241L×100、1243L×75