2018年12月23日日曜日

パウエルFRB議長解任ならアメリカ市場は完全崩壊

先の記事にも書いた通り、トランプは現FRB議長パウエル氏を解任すべく、画策中との報道がある。

ソースは以下のリンクを参照(ただし英文)。








先週19日にFRBは想定通り利上げを決行した。

利上げ直前の利上げ織り込みも70%に到達しており、この局面で利上げを執行しなかったなら、市場は混乱に陥ったことだろう。

利上げ後、NY市場は大きく下落しているが、もし利上げを行わなかったとしても下落したと思われる。

なぜなら、もし利上げを行わなかったならば、「利上げを行えないほど、アメリカの景気は悪化している」という観測が市場に広がったはずだからだ。

つまり、今回はどちらに転んでもアメリカ市場は暴落したというわけだ。

今回の利上げはやむを得なかっただろう。




しかし、利上げ前トランプは、利上げに対して批判的なツイートを繰り返した。

「利上げは必要ない。利上げは市場を冷え込ませるだけだ」と。

そしてトランプは、利上げを決行したパウエルFRB議長に対して怒り心頭らしい。


万が一、トランプがパウエルFRB議長を解任した場合、果たして市場はどのような反応を示すだろうか?

二通りのシナリオが考えられる。

一つ目は、市場との対話に無頓着なパウエルFRB議長が辞めることで、市場は好感しNY市場が爆上げするというシナリオ。

そして二つ目は、トランプが中央銀行の独立性を脅かしたことを市場は嫌気して、大暴落するというシナリオ。

(すでにかなり暴落しているが)

俺は二つ目のシナリオの可能性が高いと見ている。

アルツハイマーの疑いがあるトランプのことだから、まさかのまさかがあるかもしれない。

ちなみに、FRB議長の解任は『正当な理由』があれば可能である。

株価暴落が『正当な理由』になるかどうかはわからないが・・・(笑)。

取り急ぎ。






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;47.2S×50
  • NY金;1241L×100、1243L×75

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