2018年12月2日日曜日

策士トランプ大統領が習近平に突き付けた条件

ゴーン前会長が逮捕された時、日産自動車の株価は951円まで下落した。

逮捕前の直近株価は1060円だったので、ー10%の大きな下落である。







先週末は994円まで回復している。

ただ、日産自動車の株価は直近6カ月ほど軟調に推移しており、買い頃であった。

(このタイミングで買い増ししている、ただし小ロット)


アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにおいて、2日間の予定でG20が開催された。

フランス大統領のマクロンがG20において、安倍総理と急遽改題を行った。

現在、ルノーが優位な資本関係の見直しを画策する日産自動車を牽制するため、マクロン氏が政治的圧力をかけた形である。

マクロン氏が「連合の維持と安定性を望んでいる」と言ったのに対し、安倍総理は「それは民間の当事者が決めるべきことであり、政府が介入する事案ではない」と応戦。

マクロン氏の要望を一蹴した形である。



また、今回のG20における市場の注目は、米中貿易の今後の行方。

トランプ大統領と習近平国家主席が会談した。

そこで、アメリカが来年1月に予定していた、制裁関税の引き上げを3か月延期することに決定した。

3か月という期限設定は実にトランプらしい。

なぜなら、3月には中国全国人民代表大会がある。

期限は全人代の直前である。

習近平としては、全人代の前に米中貿易戦争を終息させたいことだろう。

しかし、中国に不利な形での決着は当然ながら望んでいない。

習近平は非常に厳しい選択を迫られたというわけである。

明日のアメリカ市場は、この決定を受けてとりあえずは安心感が広がると思われる。

しかし、3月に向けて再度米中貿易戦争懸念が意識されやすい展開となるだろう。

取り急ぎ。





【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ

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