2017年8月5日土曜日

WTI原油~いずれにせよ上値は重たい

おはようさん!

昨日の原油は日足ベース200日MAへ再アタックするも、完全に上値を抑えられている状況。


昨晩発表された米石油リグ稼働数は1基減であったにもかかわらず、上値は重たい。


200日MA&50ドルの二重レジスタンスは健在である。

4時間足チャートで見ると、上値を切り下げてきており、徐々に下落トレンドへ移行中であることがわかる。


今後の展開としては2通りの想定がある。


  1. 48.5ドルを下限(破線)に推移し、その後下方ブレイク
  2. 実線の三角持ち合いを形成し、その後下方ブレイク

ここ数日の値動きでは48.5ドルが結構サポートとして効いているようだ。

昨日の記事にも書いたように、ここを下に抜けてくるようなら、下落の勢いは加速するだろう(1ドル程度は軽々と下落すると思われる)。

現在の原油の地合いは、どちらかと言えば、ネガティブな材料に反応しやすくなっている。

ポジティブ材料が出ても反応は限定的だが、ネガティブ材料には過敏に反応している。

週明けには産油国専門会合がある。





ここでポジティブな内容が出てきたとしても、原油価格の上昇は限定的と見ている。

しかし、もし市場が『成果なし』と判断したら、原油価格は急落。

さらに、ネガティブな材料が出ようものなら、フリーフォールで一気に40ドルを目指す展開となるだろう・・・あくまでも俺の願望だが(笑)。


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