2017年8月21日月曜日

NY金~『ダウが下がれば金は上がる』の法則

本日のNY金は開場後から上昇基調が継続。

始値の1283ドルからここまで5ドルほど値を上げている。





今朝の記事にも書いたが、先週末1300ドルを付けていることが重要なポイントである。

そして、今日はその下げの分を取り戻すように上値を追っているというのも想定通りだ。

もし、先週末1300ドル手前で失速しており、今日もその流れが継続し下落しているようであれば、一時撤退も視野にしなければならなかったが、ここまでの値動きを見る限り、杞憂であった。

おそらく、このまま数時間~数日内に再度1300ドルをアタックすることと思う。


ところで、ダウが大崩れしており、下落の勢いが加速している。


ナスダック、S&Pも下落トレンドが明確化しており、NY市場総崩れ状態である。

それに引きずられるようにドル円、日経先物も下落幅を広げている状況である。




ダウは日足ベース75日MAまでの下落が想定され(21400ドル近辺)、現在価格からさらに200ドル以上の下落の可能性がある。

『ダウが下がればNY金は上がるの法則』により、NY市場の現況が続けば金価格の上値は軽いはずだ。

少なくとも今週末のジャクソンホール会合前日までは、このトレンドが続くと思われる。

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