2016年12月4日日曜日

NY金~イタリア国民投票の影響

現在、イタリアでは国民投票が行われている。

大勢が判明するのは、日本時間の明日5日7時以降となる。

出口調査がすぐに発表されるはずなので、おそらく日本時間の午前8時から9時頃までにはおおよその状況が判明するはずだ。

それでは、投票結果によってはNY金価格にはどのような影響があるだろうか?

まず、この国民投票はレンツィ首相の信任投票であるということだ。

彼は今回問題となっている法案が国民投票によって否決されれば、辞任することを言明している。

そして、現段階での市場の見方はこの法案は否決される可能性が高い。

つまり、レンツィ首相は辞任に追い込まれる可能性がある。

もし、そうであれば、リスクオフだ。

つまり、円は買われドルは売られる。

ドル安になるため、金価格は上昇するだろう。

さらに、イタリアが現在抱えている銀行の不良債権問題がある(モンテパスキなど)。

レンツィ首相が辞任したら、この問題が再燃する(正確には市場に懸念が広がる)。

これもリスクオフになる。


逆に法案が可決されれば、現在のドル高基調は継続。

NYダウもナスダックも同様だ。

しかし、金価格は下落するだろう。

ただ、どこまで下落するかはわからない。

全ては明日の朝9時には判明する。



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