2016年11月19日土曜日

トランプが司法長官に指名したセッションズという男について

トランプは司法長官にセッションズ上院議員を指名したとブルームバーグは報じている。

この男、今回の大統領選中、トランプを熱烈に支持している。




彼はレーガン大統領時代にアラバマ州の司法長官になっている。

イラク戦争に対しては積極的で共和党内では最右翼に属すると言っても良いだろう。


トランプが選挙期間中に言っていた、大型減税法案(特に相続税)にも賛成していることから、俺は彼がトランプに入れ知恵しているのだと思っている。


さらに、この男、TPP法案にも大反対だ。

さらにさらに、彼は過去に人種差別的な発言を行って問題にもなっている。

基本的に「小トランプ」だな(笑)。


今回、トランプがセッションズを司法長官に指名したことで、大型減税法案とTPP法案は彼らの思い通りになる可能性が強い。


TPPに関しては、やっとこさ日本でその法案が可決したばかりである。

安倍は、「アメリカ抜きのTPPはない」と言っていることから、この状況に対しどのように対応していくのかが見ものだ。

個人的にはTPPには反対である(その理由については、また機会を改めて記事にできればと思っている)。






この後、議会承認のプロセスが待っているが、おそらセッションズの司法長官は決まるだろう。

少しずつトランプ政権の陣営が見えてきたな。

ただ、朝の記事でも少し言及したが、トランプの側近に子供やその夫など、どう考えても政治素人連中で固めているのが笑える。

いずれ、ぼろが出始めることだろう。


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