2016年10月16日日曜日

クリントン大統領誕生で金価格は暴落する?

11月8日(火)にアメリカ大統領選がある。

先日のディベートを見た限りでは、クリントン優勢といったところか・・・



しかしながら、ふたを開けて見なければわからない。

イギリスの件もあったしな。

まさかのトランプ大統領誕生というのもあるので、勝手な思い込みは厳禁だ。

アメリカ大統領選~トランプ大統領誕生の可能性




ところで、クリントンが大統領になったら、金価格はどうなるだろうか?


カギを握るのはイエレン議長、そしてもう一人、ブレイナードFRB理事だ。

ブレイナードはクリントンと蜜月関係にある。

クリントンが大統領になった場合、ブレイナードは財務長官への就任が濃厚であると言われている。





ブレイナードは利上げに関してはハト派だ。

利上げ慎重派なのだ。

しかも、彼女にはかなりの政治力がある。

つまり、ブレイナードが「イエス」と言わなければ、イエレン議長も利上げを断行できない。


前回のFOMCでは利上げに関して、意見が割れた。

通常は6名のメンバーが合意形成するのだが、前回は違った。

これは、FOMC内でも利上げに関して意見が割れている証拠である。

つまり、12月利上げへの圧力はFOMC内ではかなり高まっていると考えてよいだろう。

ちなみに、昨日の段階での12月利上げ織り込み具合は69.8%である。


この状況でブレイナードはどのように判断するだろうか?

年内1回の利上げも止む無しとなるのだろうか?

利上げ織り込み具合によってはそのようになるだろう。


しかし、もしクリントン大統領誕生と言うことになれば、ブレイナードの政治力はさらに高まり、FOMCへの圧力も大きなものになると思われる。

従って、12月に利上げを行ったとしても、2017年以降の利上げ可能性は大きく後退することになるだろう。


その場合、これから年末にかけて金価格は一段安となり、その後は今年以上に大きな上昇局面が訪れる。


これが、クリントン大統領誕生と金価格推移の予測だ。

参考程度にしてくれよ(笑)。


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