2016年9月6日火曜日

アメリカのTPP不参加によるインパクト



TPP(環太平洋連携協定)はアメリカ主導で行われてきた。

オバマ大統領は任期中にTPP合意にこぎつけたかったようだが、それも難しくなってきた(ほぼ、可能性ゼロだろう)。




TPPに関するクリントンとトランプの見解は、両者ともに「ノー」である。

トランプは「クリントンは大統領になったら、TPPに『イエス』と言い始めるだろう」と揶揄したところ、クリントンは「選挙が終わって大統領になっても反対だ」とけん制している。

マーケットはTPP合意を織り込んでいるため、もしアメリカが不参加となれば、それなりのリスク要因にはなり得るだろう。


TPPについては、大統領選が近づいて来たら、マーケットは今以上に意識し始めるのではないだろうか?

しかし、米国TPP不参加がアメリカ経済にとって、マーケットはプラスと判断するかそれともマイナスと判断するかどちらだろうか?

俺は後者だと思う。

米国TPP不参加はマーケットにとってはネガティブな材料となるだろう。


また、いずれが大統領になってもドル円は下落圧力にさらされることになる。

つまり、円高ドル安だ。

日本株は日銀に下支えされるであろうから、下値余地は小さいが、ドル円は米大統領が決まった途端に急落することは間違いない。





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