9月5日から13日までのイエレン議長の発言に注視

市場は9月21日のFOMCを意識しての動きとなるのは明らかだ。

ここ最近、利上げを促すような発言が増えてきているが、まだ市場は30％程度しか織り込んでいない。



イエレン議長は市場との対話を重視しているので、この状況で利上げがあるとは考えにくい。

万が一、今のままの織り込み度で利上げを行ったら、市場はパニックになるのは確実だろう。

そして、それをイエレン議長は望んでいない。


従って、もし9月利上げがあるのだとしたら、彼女から直接それを示唆するような発言が飛び出すはずだ。

市場に9月利上げを織り込ませようとする。

しかし、FOMCの１週間前、つまり9月7日までしか、政策金利に関する発言は許されていない。

従って、本日9月5日から13日までのイエレン議長の発言に注視する必要がある。

また、イエレン議長だけではなく、フィッシャー副議長の発言も注視すべきである。

トーレーダーはどのような状況でも柔軟に対応できる準備を進めておく必要がある。

俺の中では9月利上げがあることも想定内である（未だに9月利上げはないと思っているが）。

そして、9月利上げの場合、金価格は暴落するが、おそらく1300ドルを割ることはない。

当然ながら強い押し目となり、ゴールドトレーダーにとっては絶好のチャンス到来ということだ。

こういう局面で躊躇なく買いを入れるように心の準備をしておくと良いだろう。

☟よろしく頼むぞ。