2016年9月2日金曜日

OPEC後に原油の絶好の買い場がやってくる

今日は少し原油について。

今朝は43.5ドル近辺まで急降下している。

ポイントは2つ。




  1. 今月末にあるOPEC会合
  2. イラン

まず、9月末に予定されているIPEC会合の焦点は増産凍結が成されるかどうかであるが、これはまずない。

もしかしたら、何らかの妥協案が出る可能性もあるが、物別れに終わる確の方が高いだろう。

従って、原油価格は下げる。




次にイランだが、8月の1日の産油量が362万バレルだった。

イランはこれを450万バレルまで引き上げると明言している。

つまり増産である。


それでは、9月末までにこの数字に到達するかというと、それは難しいだろう。

従って、OPECではイランが増産凍結に「イエス」という可能性は極めて低い。

つまり、原油価格は下げる。


OPECまでに新たな材料が出るであろうが、短期的には下目線でいいだろう。

ここ数か月は40ドル~50ドルのレンジ相場となっているので、OPEC後40ドルを割ってきたら、買い下がっていけばよい。

OPECで物別れになっても、原油価格の下値は限定的だと思われる。

従って、オイルトレーダーにとっては、このタイミングが絶好の買い場となるだろう。



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