昨晩(未明早朝)にブレイナード理事の講演があったな。
9月21日FOMCのブラックアウト期間最終日ということで、市場の注目度はかなり高かった。
日本時間の午前2時過ぎだったので、俺は爆睡中。
相場のために夜更かしはしたくないので、こういう時は躊躇なく寝る。
やはり、早寝早起きのリズムは健康にとって欠かせない要素だからな(笑)。
俺は金よりも健康を優先する。
何はなくとも健康第一だ。
昨晩のブレイナード理事の発言は以下の通り。
- 緩和解除で慎重さ維持すべき
- 予防的な引き締めシナリオに説得力なし
- 目標に達していないインフレを一段と懸念
- 日本は経済的に大きな課題を抱えている
- 欧州の景気は減速している
- 米国が日本や欧州と同じ状況に陥らないようにしなければならない
- 賃金インフレは極めて抑えられている
- データはさらなる労働市場のたるみがあることを示唆
- 米経済は成長率とインフレ率が伸び悩む「ニューノーマル」に突入した
ブレイナード理事はハト派だが、俺は当初「かなりタカ派的発言をするのではないか」と読んでいた。
しかし、その思惑は見事に外れた。
彼女の発言は極めてハト派的なものに終始した。
もし、FRBが9月利上げを市場に織り込ませたかったとしたら、ブレイナード理事の発言はタカ派的になったことだろう。
そうならなかったということは、9月利上げはほぼ消滅したということになる。
事実、ブレイナード理事の講演後、21%だった9月利上げ織り込み度は15%まで急落している。
ちなみに、彼女はクリントンが大統領になった場合、間違いなく側近(財務長官)として採用されると言われている人物だ。
これで、安心して金を押し目買いできるな。
9月21日のFOMC後に金価格は7月の高値である1375ドルを超えてくると俺は予測している。