2016年9月16日金曜日

金価格が下げている理由~米債券利回りとの逆相関が効いている

昨晩はアメリカの経済指標が目白押しだったな。

内容としては強弱まちまちだったので、相場への影響は限定的だったように思う。



しかし、金価格は結構強めに押しが入った。

1310ドルに指値を入れておいたのだが、しっかりヒットしていた。

金は1310ドル前後以下であれば、買い場だ。

しっかり拾っておくように。

しかし、この頭の重い感じだと来週までに1300ドル程度(9月1日に付けた直近最安値)まで押すかもしれないな。


それにしても、9月利上げ観測後退にも関わらず、金価格が下げまくっている。

これは俺も想定外の展開だ。

その理由の一つにアメリカの債券利回りが上がっていることがあげられる。




金価格は米債券の利回りと逆相関する。

従って、債券利回りが上昇している時、金価格は下がるのだ。

これが、9月利上げ観測が後退しているにも関わらず、金価格が下げている理由である。


しかし、今のこのような米債券の状況はイベント前の調整と見ている。

そして、調整は大きければ大きいほど、その反動は大きくなるのだ。

来週末が実に楽しみである。


☟よろしく頼むぜよ。

にほんブログ村 先物取引ブログへ  ブログランキング