2016年9月14日水曜日

原油はファンダ的にトレーディングしやすくなっている

先日投稿したこちらの記事で現在の原油が「戻り売り」で勝てることを書いた。

現在の原油は「戻り売り」で勝てる根拠を説明する




最近はゴールドの方の押し目を拾うのに集中していたので、原油の方はしばらく取引していなかったが、先週からぼちぼち開始している。

理由はファンダ的にトレーディングしやすくなっているからだ。




昨日は46ドルで売りを入れた後、45ドルで決済。

そして、同日夜に45ドル半ばまで反発したところをすかさず売り、45ドルをすこし割り込んだところで決済することができた。

ゴールドで十分な利益があがっているので、あまり強欲になるのもどうかと思ったが(笑)、昨日は原油だけで40万円ほど利益を上げることができた。

まあ、チャンスは逃さないに越したことはない。


ところで、今の原油はファンダ的には「売り」優勢であるのは確かだ。

昨日も原油需給の均衡が取れるのがどうも予想よりもずれ込むという分析がIEA月報から出されたな。



それから、OPEC非公式会合への市場の不信感。

今まで散々裏切られてきているから、もうだまされないぞという感じだ。

しかし、合意内容によってはサプライズとなるので、それも警戒しておく方が良い。



さらに、シェールオイルのリグカウント。

もうずいぶん採算ラインが低下してきている。

昨年までは60ドルなどと言われていたが、今年に入ってからは50ドルを超えたあたりからリグカウントが徐々に増えてきている。

しかし、原油生産量に影響するほどではないが・・・。


従って、原油価格は50ドル辺りで頭をたたかれる感じになる。

一時的に戻っても55ドルがよいところだろう。


テクニカル的にはこんな感じで見ている。




原油の1時間足だ。

今朝の時点で45.15ドル辺りにある。

この後、45.5ドル近辺までの戻りを待って売るというのが今日の戦略となる。


さらに、昨日からドル円が上昇しやすくなっている。

つまり、ドル高。

これも原油価格を押し下げる要因になり得る。


期限も近づいているので、利益確定の売りが出やすい地合いとなっている。

上がれば叩かれるだろう。

しかし、米原油在庫統計の発表があるので、それまでには決済しておくことをお勧めする。


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