今年の初めころまではWTI原油に投資をしていたが、最近はめっきり疎遠となっている。
俺はトレンドフォロータイプなので、現在のように方向感がない相場には手を出さないようにしている。
WTIは長期的には上目線だ。
だから、もし投資するなら、レンジの下限(現在だと40ドル近辺)で買いを入れていけば、損することはないだろう。
いつかのように20ドル台半ばまで急落するようなことはおそらくなく、どんなに押しても35ドル程度ではないだろうか?
と思っていたら、こんなグラフを見つけた(下)。
これはWTI原油のヘッジファンドのポジションだ。
緑線がヘッジファンドのポジション、そして赤線が原油価格である。
これを見てもわかる通り、現在ヘッジファンドは史上空前の空売りポジションを抱えている。
しかも、今年の1月から2月にかけて25ドル程度まで急落したときよりも、大きい空売りポジションである。
ヘッジファンドの空売りポジションが膨れあがり、少し時間を置いたのちに原油価格は暴落している。
つまり、これから本格的に調整が始まるのではないかと見ている。
ここ数日の原油買いで利益が乗っているという奴は要注意だ。