毎月恒例の米雇用統計で市場予想よりも強い数時が出たな(予想18万人増に対し26万人増)。
これは、米国における仕事が欲しくても仕事がないという人の数だ。
依然600万人という高い水準であるということを忘れないように。
これを受け金価格は急降下。直近最高値の30ドル安となった。
ゴールドトレーダーにとっては絶好の買場となったな。
俺も買い増ししておいた。
しかし、これだけ強い数字が出たにもかかわらず、ドル円は「たったこれだけ?」というしょぼいものだった。
マーケットは長期的には円高(ドル安)を見込んでいるということだろう。
しかし、これだけ強い数字が出たにもかかわらず、ドル円は「たったこれだけ?」というしょぼいものだった。
マーケットは長期的には円高(ドル安)を見込んでいるということだろう。
それにしても、毎回お祭り騒ぎだ(笑)。
このように、マーケットは目先の(短期的な)状況に大きく影響を受ける。
一過性のセンチメントに流される奴がいかに多いかということがよくわかる。
ゴールドなら押し目買い、ドル円なら戻り売り、日経平均も戻り売りをしておけば、大概利益が乗るはずだ(しかし、日経平均は要注意)。
しかし、これから数日、マーケットはリスクオンになるので、ゴールドであればしばらく押し目が続くだろう(その場合はしっかりと買い増ししていくこと)。
覚えているだろうか。数日前までリスクオフであったことを。
このようにマーケットはリスクオンとリスクオフを繰り返しているだけだ。
そして、長期のトレンドに沿って少しずつ動いていく。
ゴールドであれば、リスクオフで買い増し、リスクオンで静観というのが定石なのだ。
今度、市場がリスクオフに傾くのは、どこかからネガティブな材料が飛び込んできたときだ。
そして、それはいつか必ずやってくる。
俺は次回のリスクオフでゴールドが1400ドルを抜けるのではないかと思っている。
これは、米国における仕事が欲しくても仕事がないという人の数だ。
依然600万人という高い水準であるということを忘れないように。