2016年8月5日金曜日

イギリスはいずれ日本やEUと同じ運命をたどる

昨晩のBOEの金融緩和は、100%織り込み済みであったので、マーケットの反応は限定的だったな。

市場は次回もBOEによる金利引き下げ、金融緩和を織り込み始めている。

英中銀総裁によると、今回の金利引き下げは、Brexitの影響を最小限に食い止めるためというのが、メインの目的だ。

しかし、金利引き下げは銀行業績に直接的な影響を及ぼす。

(現に日本銀行がマイナス金利を導入して以来、日本国内の銀行業績は軒並み下落している)



世界最大の金融都市を抱えるイギリスに、これがどのような影響を及ぼすのかは未知数である。

これから数か月内、おそらく年内には明らかになってくることだろう。




英中銀のカーニー総裁はマイナス金利を完全否定していたが、俺はイギリスはいずれ日本やEUと同じ運命をたどると読んでいる。

つまり、遅かれ早かれイギリスの政策金利もマイナスに突入していく。



年明けにはイギリスのEU離脱交渉が開始される。

それと共に現在は明らかになっていないネガティブな材料が次第に噴出してくるだろう。

世界経済の先行き不透明感は今以上に悪化する。


そして、イギリスの後を追うようにアメリカも金融緩和に舵を切ることだろう。








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