俺はデイトレーダーではない。
だから、日足、週足、月足をメインに見ている。
短期足はあくまでも入るタイミングを見る時だけだ。
当然だが、長期足のトレンドは余程突発的なことがない限り、急激に流れが変わることはない。
例えば、金であれば長期的には上昇トレンド、そして原油も上昇トレンドである。
だから、短期的なアップダウンにはまったく動揺しない。
自分の思惑と逆方向に動いても、いずれ長期足のトレンドに沿って価格は動き出すからだ。
従って、損切はほとんどなし。
トレンドに逆らわないというのは、相場の大原則だ。
長期足でアップトレンドであるなら、短期足でもアップトレンドで入っていくことが大切である。
しかし、多くの負け犬トレーダーはこれを無視してしまう。
いや、最初はしっかり守っている。
しかし、「もっとどこかで取れるのではないか」という思いが出ててきて大概失敗するのだ。
そういう時は、入れる理由を自分で勝手に作り出している。
危険なサインだ。
アップトレンドであれば、「押し目買い」。
そして、ダウントレンドであれば、「戻り売り」。
これを常に言い聞かせて相場に向かい合うようにすると良い。