2016年8月2日火曜日

日銀はやってはいけない「禁じ手」をやってしまっている



俺は為替も日経平均、NYダウはほとんどやらないが、値動きは常に注視している。

為替は主にドル円、ユーロドル、ポンドドルの三つだ。

特にドル円の動きは日経平均と連動することが多いので、いつもこれらの相関関係をチェックしている。

(ドル円が下がれば、金価格上昇というのは常識だよな)




ところで、ここ数日の日経平均が妙に底堅いのには気づいているだろうか?

ドル円が軟調であるにも関わらずだ。


これは余りにもあからさまである。

そう、ほぼ間違いなく日銀による株価操作だ。


現在のドル円レートであれば、日経平均は16300円は割っていてもいいはずなのだが、そうなっていない。

日銀が下値を支えている以外に考えられない。


つまり、日銀はやってはいけない「禁じ手」をやってしまっているのだ。

このことは、巷で言われているように日銀の手詰まりをよく示している。

もう日銀にはこれくらいのことしかやれることがないのである。

完全に断末魔の叫びである。


黒田総裁は9月までに今までの緩和政策の検証を行うと言っている。

そして、マーケットに淡い期待を抱かせたわけだが、余程の能天気でない限り、そんなことを真に受けている奴はいないと思う。

9月に何らかの手を打つはずだが、ほぼ100%マーケットの期待に沿うことはないだろう。

従って、日銀などんなことをしてもドル円は暴落していくことになる。


日経平均も日銀により下支えされているが、大きなファンダメンタルズの動きがあれば、そんなもの簡単にすっ飛ぶ。

その時の大暴落はまさしくリーマン級のものになるはずだ。



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