2016年8月4日木曜日

ドル円の3つのタイムゾーンにおける変化率~金価格との連動性について

金価格はUSドルと逆相関の傾向が強いことは何度も述べている。

従って、ドル円(ドル指数)の動きは、金価格の動向を予測するための非常に有効なツールなのだ。



特に注視すべき値動きは以下の通り。

  1. ドル円(ドル指数)
  2. NYダウ
  3. 米10年債利回り



これ以外にもユーロドルとポンドドルもチェックするが、上の4つがメインだ。

ちなみに、金価格↑、ドル円(ドル指数)↓、NYダウ↓、米10年債利回り↓というのが典型的な関係になる。



また、ドル円だが時間帯によってその動きに傾向がある。

時間帯というのは、

1.日本時間
2.欧州時間
3.米国時間

の3つのことだ。


こちらのグラフを見てほしい。




これは3つの時間帯におけるドル円の変化率を示している。

(青;日本時間、黄緑:欧州時間、赤:米国時間)


見ての通り、円は日本時間において大きく下げている(円安)のがわかると思う。

つまり、日本時間では金価格は下落する可能性が高いということだ(最近はヨコヨコの展開となっている)。


次にこちら。





これは金価格の1時間足なのだが、赤丸で囲った部分は米国時間である。

金価格は午後10時以降に急進していることが多い。


もちろん、米雇用統計などの大きなイベントがある場合、こんなものは吹き飛んでしまうが・・・。

こんなことも考えながらゴールドの取引をすると、効率的な取引ができることだろう。

参考まで。






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