2016年8月30日火曜日

9月21日に起こり得る4つのシナリオを検証する

ドル高にも関わらず、金価格は下げ止まっている。

市場は米金利の年内1回利上げを織り込んでいるだろうから、おそらく金価格の底値は浅いだろう。

現在、買い玉を持っている場合は、そのまま維持で大丈夫だ。






ところで、来月9月21日はビッグイベントがある。

一つ目は日銀の定例記者会見。

そして、もう一つはFOMC政策金利発表だ。





同じ日にビッグイベントが二つもある。

ドル円がどの程度の値動きになるのか、非常に見ものである。

金価格も大きく振れるはずだ。


ここで考えられるシナリオは、以下の4通りである。

1.日銀追加緩和なし+FOMC金利据え置き
2.日銀追加緩和なし+FOMC金利引き上げ
3.日銀追加緩和あり+FOMC金利据え置き
4.日銀追加緩和あり+FOMC金利引き上げ


もっとも可能性が高いのは3番の日銀追加緩和あり+FOMC金利据え置きだ。

市場もこのシナリオを織り込んでいる。

この場合、ドル円は上昇、金価格も上昇となるだろう。

しかし、3番のシナリオだと12月利上げの織り込み度が急激に上がるはずだ。

従って、ドル円は爆上げするが、金価格の上昇は限定的となるだろう。


次に可能性があるのは1番だろうか。

この場合、ドル円は爆下げ。

おそらく、100円を割ってくる。



そして、おろらくないと思うが4番の場合。

これだと、ドル円の上げはすさまじいものとなる。

そして、金は爆下げする。

しかし、この場合、12月利上げ織り込み度が下がるので、金価格の下落は限定的になるだろう。

間違いなく、金の買い場となる。

ゴールドトレーダーにとっては、最高のシナリオだな。


いずれにしても、金価格は上昇というわけだ。



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