NY金~FOMC会議を見据えてのポジション構築

2022年3月12日土曜日

NY金~FOMC会議を見据えてのポジション構築

おはようさん！

昨日の金価格の終値は1986ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の高値は1999ドル、安値は1958ドルであった。

高値は2000ドルを割ってきている。

しかし、安値は未だ20EMAの手前までとなっており、底堅さは感じられる。

下値ターゲットは20EMA付近の1940ドル。

次に米10年債利回りの日足チャート。

昨日の米10年債利回りの高値は2%を超えてきている。

現在は2%が意識された値動きとなっている。

今月15日、16日とFOMC会議がある。

今後のアメリカの金融政策の先行きを考える上で、非常に重要である。

不確実性が高まる中で慎重姿勢を示す可能性

現在の市場の織り込み状況は以下の通り。

短期金融市場は、年内残り７回のＦＯＭＣ会合で６－７回の利上げが行われる可能性を織り込んでいる。しかしエコノミストは、３月会合後に公表される金利予測分布図（ドット・プロット）では年内の利上げ回数が約４回になると予想。また、引き上げ幅を0.5ポイントとはせずに５回利上げするとの見方も、今回の調査で示された。

かなり、きつめの織り込みをしているようだ。

しかし、個人的には、今月のFOMCにおいてこれよりも緩い決定がなされる可能性が高いと見ている。

つまり、ＦＯＭＣを境に市場はリスクオンの色合いを強めていくのではないだろうか。

それを見込んでポジションを構築していきたいと思っている。

今朝は以上！