2022年2月15日火曜日

WTI原油~数週間内に100ドルを試す展開も十分あり得る

おはようさん！

昨日の原油価格は1.91%の上昇。

終値は94.87ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。





昨日の高値は95.82ドル、安値は92.09ドルであった。

ウクライナ情勢が未だ火種となっている。

今の状況が続く限り、原油価格は上昇の勢いを加速させることになる。

数週間内に100ドルを試す展開も十分あり得る。

ウクライナには原子炉が15基、石油・ガスのパイプライン網がある。

従って、万が一戦争が起こってしまった場合、エネルギー市場への影響は甚大である。



  • 米政治専門サイト「ポリティコ」は先週末、複数の米政府高官の話としてロシアが早ければ16日にウクライナへの攻撃を開始すると報じた。
  • サリバン氏は11日の記者会見で、20日に閉幕する北京冬季五輪の期間中に侵攻することもありうるとの見解を示し、まずミサイルや空爆が実施されるとの分析を示していた。
  • ロイター通信は米当局者の話としてロシアが演習では必要ない輸血用血液を国境付近に持ち込んだと報じた。
ロシアのプーチン大統領は、東欧圏にロシアの影響力を拡大したいと考えている。そしてＮＡＴＯが（東欧に）拡大しないという約束を書面にしてほしいと思っている。
ロシアがウクライナにこだわる理由がこれである。

ウクライナがNATOに加盟するのを恐れているのだ。

しかし、ウクライナのコルスンスキー駐日大使は「我々が選んだのはNATOだ。議論の余地はない」とインタビューで答えている。

もうしばらく、ウクライナ情勢は不安定な状況が継続すると思われる。

今朝は以上！



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